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to be or not to be ...

初恋の嵐『真夏の夜の事』

もう時期的には少し過ぎてしまったけれど、夏の季節になると決まって聴きたくなる曲があります。

初恋の嵐 『真夏の夜の事』。

このバンド実はもう活動していません。 ボーカル・ギターでソングライティングを担当していた フロントマンの西山達郎が享年25歳の若さで、急性心不全で急逝した為です。

2000年から活動をはじめ、ライブハウスでの評判も上がっていくなか、2001年にメジャー進出が決まります。 しかし、デビュー目前に控えたレコーディング中の2002年3月、突然過ぎた西山の他界。

作品の製作は中断してしまいましたが、バンドのメンバー、そして盟友たちとライブはその後何度か行われます。 そして、全国から送られた声援の声を受けて、レコーディングはまた再開され、2002年の 7月10日に、メジャーデビュー・シングル『真夏の夜の事』、そしておなじく 8月21日に、ファーストにしてラストのアルバム『初恋に捧ぐ』がリリースされました。

俺がこのバンドを知ったのは、2004年の夏。 深夜にやっていた音楽番組で、この曲が流れたのを見たのが初めてでした。 山本太郎と緒川たまきの映画仕立てのPV。 帰宅後、仕事の疲れで少しボーッとしていたところに突如訪れた、あの時の衝撃は忘れられません。

西山の歌声と、ストリングスの美しいアレンジ。 歌詞も相まって切なさがひしひしと伝わってきます。 誰かへの想いか。 それはちょっとしたバイバイの後の名残惜しさのような あるいは、2度と会えない寂しさ、やりきれなさのような。

彼らの音楽自体が、”想像のストーリー などではない” 素敵なバンドでした。 名曲を残してくれた感謝と西山への追悼の意を込めて 夏の終わりを一日一日と感じるこの頃、また聴きかえしています。

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