DevOpsカンファレンスに行ってきた
DevOpsカンファレンスに行ってきました。
サイバーエージェントさんの会議室、スクリーン3面ってすごいなー。
広義の意味でのDevOpsの考え方がおよぶ範囲は開発者・運用者だけでなく、ヘルプデスク/顧客サポートやマネージャにまであるみたいですが、今回自分は狭義の意味での”開発者・運用者の壁を取り払っていくには”という視点で各社の取り組みを聞いてきました。
ひとまず今の自分は役割的にOpsで運用者の立ち位置なので、まずは他社の取り組みから興味があったところについて書くと例えば運用者には切っても切り離せないサービスの運用監視について
- アウトソースしてたけど、自分達で見るために内製化した
- 最初からずっと自分たちで見てるし、今もそう
- アラート一次受けはDev側が行って必要な場合にOpsまでエスカレーション
- アラートは完全Ops側で処理
アラートと言えばOpsな人達だと夜起こされたり、夜通し対応したりとかだれしも経験があると思うんですけどやっぱりキツいわけで、何かトラブルがあったら責められたり、成果も派手に大きく形で出てこない場合もあるしまあ大変なことも多々ありますね。
監視だけじゃなくて新規の案件や機能追加するにしたって、どうしても辛い状況だと誰かのせいだとか「◯◯がやってくれない」になりがちもあるけど、カンファレンス通してもっかい自分でも考えながら仕事していきたいなと感じたのは、パッと2つ。
- 状況を変えるのに、周りに必要な根拠や情報を出せているか
- きちんと説明や相談をして周りを巻き込めているか
改めて思うのは、多かれ少なかれDevOpsで程度の差はあれまず壁はあるという前提にしても、サービスやビジネスを一緒にやっている以上、誰が悪い・誰が良い、偉い・偉くないというのに終始しちゃったらやっぱりハッピーじゃないですね(自分たちも、サービスを使ってくれてる人達にも)。
気合いや根性だけでも上手くいかないだろうし、プロな以上きっちり技術で解決していくということも忘れず、でも結局最後にはやっぱり精神論も多分にあったりしつつ、どう前向きに進めていくかを考えていきたいなと。
DevOpsの文化というところでも大事にしたいところ改めて載せとく。
- 尊敬
- 信頼
- 失敗とうまくつきあう
- 責めない
TwitterのTL見てて、皆の食いつきどころとか共感するところが一緒での連帯感とか、こうしていけるといいよねっていう空気が共有出来たのは大きな収穫だったし、やらないといけない課題も見つかってとても有意義なカンファレンスでした。
主催・登壇された皆様ありがとうございました。
懇親会でも沢山の人と話が出来てよかったです!